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'13.12.『拝啓 ライトフライヤー号!』

   

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2013年12月上演。
『拝啓!ライトフライヤー号』

◎あらすじ

過疎の進んだ南のとある島。
この島は数ヶ月後「閉島」を迎えることとなっている。
数家族のみがまだこの島での暮らしを細々と営んでいる。

この島に唯一ある学校の「最後」の生徒が、本土から赴任してきたマドンナ先生の導きでこの島を記録に残そうとアルバムを制作することになる。

島のハズレにある通称ゴミ屋敷。
ガラクタで形作られた一見廃墟のようなその場所には1人の老人が住んでいる。
傍らには老人と同じぐらい老いた犬が一匹。
老人は偏屈で有名な島の爪弾きものだ。
人と交わるのを嫌い、敢えて街から離れた場所に住んでいる。アルバム制作のためにこの場所に立ち寄った生徒たちは島の汚点を記録に残すわけにはいかないと「ゴミ屋敷」の掃除を始める。

そのことを知り烈火のごとく怒る老人…。

ゴミ屋敷に集められたガラクタには
その老人の思いの丈を込めて飛ばす飛行機の部品だというのだ…!

老人の心に残る島の風景。
ちっぽけな自分のせいで味わうこととなったほろ苦い初恋。

閉島まであと数日。
残った住人総出で、最後の祭りが開催される。
長年この島で暮らした老人と島人の思いが飛び立つ…。

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ただ一人舞台上に佇む土性正照の姿から、この舞台は始まります。
ゆっくり回る風車、劇中何度か出てくる言葉を初めて叫び、音楽が鳴ると同時に犬の格好をした行澤孝が飛び出してきて、途端に舞台上に人が溢れかえるオープニングはホッとプレゼンターズならではの雰囲気で満ちています。

コミカルな島の人たちが作品を明るく照らし、ゲストの松竹新喜劇の胡蝶英治さんが凛々しさと真摯さで作品の肝となる役を演じてくださいました。
下村和寿の初めはギャグかと見紛う老婆姿からの後半に見せる一心な愛情、赤鬼初舞台となる初々しい前田ちさきと掛江つばさも見所です。

土性正照の頑固っぷりと清らかな心、
ストーリーを誘いながら見守る行澤孝の犬姿、こいつにだけは誰もが心を開いた機械の子犬、
ひたむきに人と向き合う山口尋美のマドンナ先生と金ピカの川浪ナミヲ、挙げればキリがないほど役者それぞれの魅力が満載であるこの作品。

ラストシーンの本物さながらの飛行機にもぜひ注目してほしいです!

「潮風なんて、大っ嫌いだ!」

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