竹田聡支「21年目のあたらしい明日」
2016/02/20
1月17日。神戸の震災から随分長い時間が経ちました。
長い時間が経っても、なんだか眠れなくなります。なんだか分からないけど、落ち着かなくなるのです。
あの日。
自宅も無事で、親戚も無事でした。だけど、友人をひとり亡くしました。当然ながら三宮の東遊園地には友人の名前も刻まれています。「忘れろ」と言われても到底無理な話です。僕がなんとなく生きているこの一日は、生きたくて生きられなかった人達のかけがえのない「あたらしい明日」です。せめて、堂々と顔向けできるように生きたいと、そう思うのです。「知らない」のと「忘れる」のは全く違います。そして僕は、決して忘れません。大切に、これからも生きます。
ん~。
次はちょっと、楽しい話題を提供出来るようにしたいな。今年の目標は「明るい人になる」にしよう。