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'09.07.『FOR LIFE!』

   

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2009年7月上演。
『FOR LIFE!』

◎あらすじ

彗星とともにやってきた宇宙人と過ごす
一夜の奇跡の物語

日本の最南端から3番目位に位置する小島。
その島の南端にある"灯台ホテル"。
ホテルを経営するのは大村親子。

普段はさびれた潰れかけのホテルも今夜だけは満室。

なぜなら、150年に一度やってくる彗星ホルスがみえる夜だから・・・

客室は3室、しかし、何故か集まった客は4組。

SF作家の花畑七海。
新婚カップルの真壁夫妻。
若林家族。
そして、ソフトアフロに髭面の、どこか挙動のおかしい男・黒沢。

困惑する人々。

そんな折、ホテル近辺にて轟音が発生する。
UFO墜落!?
大村親子から驚きの知らせが。
パニックに包まれる灯台ホテル。

墜落したUFOの正体は?
宿泊客の中に潜んだ宇宙人とは?

彗星のもたらす、奇跡の夜。
南の小島を訪れる宇宙と家族の物語が繰り広げられる・・。

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初めてABCホールで公演した作品です。

ゲストに松竹新喜劇の藤山扇治郎さん(上演時は「酒井扇治郎さん」)をお招きし、それぞれが今までと違った役柄で挑んだ今作品。

大人で知性溢れた女性の山口尋美。
扇治郎さんと共に凄く仲の良い親子役、剽軽で涙もろい岡本拓朗。
ソフトアフロな危険人物行澤孝。
半裸になった竹田聡支。
元ヤンで乱暴者の橋爪未萠里。

憎たらしい男の子を演じ、ラストは未だ破られていない赤鬼史上最も高いセットに登った西国原菜々。

じっと見守る優しい母親・田川徳子。
そして、厳格で不器用で、最後まで嘘つきの家族思いな父親・土性正照。

赤鬼で数々お見せしてきた"親子像"とはまた少し違う、どこか寂し気で噛み合わない、うまく向き合えないけれどお互いを思い合う親子を中心とした作品です。

父親役を演じました土性正照より、当時を振り返っていただきました。

「この作品の土性的キーワードは
『パンいち竹田氏事件』『演出家不在気味』
『珍しい!モヤモヤ田川嬢』
『オープニングのヒロ嬢のお芝居が大好き土性』
ですな。

3つは作品を見て頂ければわかるかと思われるのですが『演出家不在気味』だけナミヲ氏の名誉に関わる恐れがあるのでちょびっと説明します。

この時かなり大きな仕事がありお忙しくされてまして、いつもよりちょいとお稽古にくる回数が少なかったのですよ。
本当ちょいとですよ。
忙しいからね。
うん。
本当ちょいと。

この作品は土性も行澤氏もTAKUROU氏も『父』だったんじゃないかな~。

三人とも『父』になった事がないので…

あれっ。
えっ?
ないよな?
ないだろ?

土性はないよ!

子供と対話をするシーンはなんか好きだったな~。
宇宙人バージョンも『父』バージョンも。

この作品は野外でも一度しており夏の設定でみんな薄着だったにも関わらず、赤鬼の前後の舞台はピーカンで暖かかったにも関わらず、間の我らの初日は大雨で中止。
次の日はなぜか雪が降り強風吹き荒れる楽しい日和でした。

最後辺りで息子が高所に登るシーンがあるのですが、この息子役は劇団内最軽量娘バルこと西国原嬢がしており、高所の強風で
『アイツ飛んで行ってしまうんちゃうか?』
とヒヤヒヤ日和の公演でした。

あとあまりにも寒いので本番途中にお客様と一緒に軽く体操したり、役者の口が自然にプルプルガクガクしたり、本番直前にみんなでペンギンのコロニーみたいなのを作り暖めあったり、出演はしていなかったけど袖のパネルが飛び立たないように必死に風と戦ってくれていた下村氏とゲバ氏(舞台監督)がいたりと素敵な公演日和でした。」

土性さん、有難うございます。

こんな夏の日々にとっても似合う、不器用な人たちに向けた作品です。

それではみなさん、『FOR LIFE』!

人類なんて、滅んじまえ。

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