'99.12/'02.12『Silent Knight』
1999年12月・2002年12月上演。
『Silent Knight』
◎あらすじ
SAMURAI/サムライ
遠い過去を救うため、聖夜の街を駆け抜ける男たち。
DESTINY/運命
「俺たちの人生は、教科書なんかじゃない!」
「残された時間は36時間と444年」
POLICE/刑事
現実主義者の彼らは、目の前の事実を受け入れようとしない。
BIG-CANDLE/ビッグキャンドル
全長28メートル。この町にやってきた世界最大のクリスマスツリー。
COURAGE/勇気
「僕がここで負けたら、安心して帰れないんだ!」
DECISION/決断
「400年後の世界を生きるということがわかりますか?」
TRUST/忠誠
「生きて、逢おう。俺たちはそう誓った。」
1555年の侍たちが1999年の現代にタイムスリップした!?
現代と過去と運命を駆けた"サムライ"の熱い勇気と友情…。
壮大だけど等身大で、元気だけど涙が出る。
静かな夜の冒険活劇。
クリスマスに起こる奇跡のファンタジー。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「この作品が好きだ」と言ってくださるお客様も多いのですが、劇団員も、この作品に対する思いはまた違うようです。
クリスマスが来るたびに思い出す、たった一度の奇跡のお話。
出会うことのない人々が出逢い、すれ違ってきた人々が向き合う、赤鬼ならではの優しさが溢れた作品。
小野弓さんが発する渾身の最後の台詞に、下村和寿の言葉が少ないながらも滲み出る優しさに、山口尋美の一途な思いに、観た方は胸を震わせた『Silent Knight』。
何度か再演もされ、学生劇団の方からも上演希望をいただく今作品。
まだ観たことのない方に是非観て欲しい一作です。
「生きて、また会おう。」