【日替わり日記】竹田聡支「私のために 誰かのために」
みなさんこんにちはこんばんわ、そしておはようございます。竹田聡支です。
昨日ABCホールで上演中の「のらん」を観劇してまいりました。いつも思うことですが、ABCホールという劇場は本当に「観る者」の側に立って作られていて、感動します。居心地が良いのです。
で、「居心地がいいなぁ」と思いながら開演を待っていると「あ、ちょっとすみません」と声を掛けられました。「あ~すみません」と言いながらふと声のした方を見ると、劇団赤鬼の山口尋美さん。なんというか、予想外の場所で会うとなんだか緊張しますね。
で。「のらん」です。大塩平八郎の乱の舞台化で、再演。ちなみに僕は初演を見ていないのでお初です。
はいこの人、大塩平八郎さんです。元はお役人さんで陽明学者。
陽 明 学 !
みなさんにはじめて申し上げますが、僕はこの「陽明学」という学問にものすごく興味があるのです。日本史好きな人のあるあるですよね。
それはともかく「のらん」です。「大塩平八郎の乱」って実は中身については知らないわけです。学校の教科書を見てもそんなに細かく書いてなかったのではないかと思うのです。一揆や打ちこわしが起きた、とか、生田万の乱にもつながった、とか。そんな程度ではなかろうかと。
ともかく、教科書では一行くらいにまとめられてしまうような「事件」です。ですがそこには確かに命があって、笑ったり泣いたりして、確かに生きていたのです。
個人的には「演劇知ってる人」感を出してすかした感じで見ようと思ってたんですが、はじまって10分経たない位でやめました。手ぇたたいて声だして笑ってましたから。見た人ならわかる、この感想が一番素直で、正しいはず!
公演は日曜日まで。
そして僕の本番は11月の5~6日。
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